第1章

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「とても落ち着いた雰囲気で、素敵なお店だと思います。 狭いはずなのに、窮屈さを感じさせずにのんびりとしていて 客席の感覚も、とても良いバランスで配置されていて 近くにお客さんがいても不快感を感じることなくくつろげる。 店内の雰囲気も、落ち着いた暖色系で 日常的なのに、とても癒される非日常を感じて 日々の疲れが癒されるようなお店だと思っています。」 はっきりと口にした褒め言葉に恥ずかしさを感じながらも それでもやっぱりこのお店が好きだから 嘘偽りなく感じたままに話した。 それでも恥ずかしくて彼の方を見れずにいたら とても小さな声で 「ありがとう」 と聞こえてきた。
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