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翌日。
いつも通りの朝。
いつも通りの電車に乗って
いつも通りに出勤をする。
ただ、この日はいつもと違うことが一つだけあった。
「この店で働かない?」
そう言った由月さんの言葉が頭の中をグルグルと駆け巡る。
一晩中悩んで、それでも答えを出せなくて。
優柔不断の自分が嫌になりそうだった。
―ゆっくり考えれば良いって言ってくれたけれど、そんなに待たせるのも失礼だよね。
そう考えながら、私はいつものように出勤をして仕事をしていた。
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