この空を、君と。
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そんな空を見上げていると、騒がしい道を抜けて、小さな公園が見えてきた。 公園といっても、遊具もなく、ベンチが2、3台置かれて、あとは灰色の砂の地面が広がっているだけの淋しい公園だった。 そういえばこの公園、前に一度来たっけ…。 誰もいないだろう、そう思っていたが、よく見るとベンチに座る一人の影があった。 俺はその人を見ると、無意識に立ち止まった。
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