あとがき・妹と恋人と私

1/1
1人が本棚に入れています
本棚に追加
/22ページ

あとがき・妹と恋人と私

完全に自己解釈多めのスピンオフ作品「比翼連理のラバーズアロー・シュート」、いかがだったでしょうか。まず始めにこの場をお借りして、弥永潤君をボコボコにしてしまったことをお詫び申し上げます。相互スピンオフのお話を頂き着手した頃には、正直一話きりの噛ませだと思っていたため、その後も出るという可能性を全く考慮していなかったことが原因です。申し開きようもございません。ここに深くお詫びいたします。 さて、リアルに恋人がいる身分として、最後に述べた文章は切に感じることが多々あります。どんなに親しい間柄であろうと、「親しき中に礼儀あり」という言葉の通り、距離感というものは本当に大切なのだということは常日頃感じます。では法律的に兄と恋人になりえない妹という存在に、「恋人」というアルカナをつけたら面白いのでは?また、距離操作という能力を与えることで戦闘にコビネーションを加えられるのでは?組んだ者と比翼連理の関係を築けるのではないだろうか?そういう考えに至った私は、原作者である東雲氏に無理を言って当初の能力を変更することを許可して頂きました。それが氏の満足に適う物と仕上がっていれば幸いです。 「アルカナ」という偶像的なイメージと、それに伴う超能力バトルは書いていて大層インスピレーションを掻きたてられるものがありました。新境地の開拓に至れたことを、ここで感謝の意を述べさせていただきます。また、それぞれのタロットには細かな意味があるということを勉強できたというのも、自身の成長と言えるかもしれません。 最後になりますが、このスピンオフが終わっても本編はまだまだ続きます。アルカナの謎も未開な箇所が多く、まだ見ぬアルカナもたくさんいます。今後のそちらの展開に、こうご期待くださいませ! また氏は、共同作品である「明星☆トゥインクルスターズ」のスピンオフも制作しています。そちらの方も原作ともども、よろしくお願い申し上げます。 それではっ!
/22ページ

最初のコメントを投稿しよう!