第1章

5/7
前へ
/33ページ
次へ
旅行の連れ、それに行き先。現地の観光プランと、実際の旅の手配。 旅の準備に追われ、 twitter 田中裕也(@so-nntule)5月20日  ;今日の昼食はラグマン(ウズベキスタン風うどん)です。 twitter 田中裕也(@so-nntule)5月22日  ;昨日は久しぶりに熟睡できました。 twitter 田中裕也(@so-nntule)5月23日  ;意外ですがウズベキスタンの観光地に行くと日本人の団体旅行客の方が多いです。 twitter 田中裕也(@so-nntule)5月24日  ;今日は生徒達に折り紙を見せました。キラキラした眼で色んなものを吸収する子供たち。 twitter 田中裕也(@so-nntule)5月27日・・・ twitter 田中裕也(@so-nntule)6月1日・・・ 次第に裕也のツイッターを一晩中チェックすることは次第になくなっていった。 旅の手配の忙しさのせいなのか、それともようやく失恋の傷が癒え始めたのか、どちらなのかは分からないが、裕也のツイッターも数ある友人のツイッターのひとつとして気軽に楽しめるようになってきた。 もちろん時には感情が溢れ出て、虚しさがどうにもならない日もあるのも確かだけど、 何というか、旅行の計画がこんなにも楽しいものだったなんて。 色んな国をインターネットで検討して、 ガイドブックを立ち読みして、 旅行会社を回って。 日に日に自分の中で旅行が占める割合が高くなっていく。 結局母は最後まで首を縦に振らず、芳江は「仕事が忙しくてさー」が口癖なのは変わらなかったけれど。 仕事もきちんとこなして、アフターファイブは旅行のリサーチ。 twitter 田中裕也(@so-nntule)7月2日・・・ 課長のご厚意から二カ月、飛行機から降りた私が立った異国の地は・・・ そう、 ウズベキスタン、タシケント。
/33ページ

最初のコメントを投稿しよう!

3人が本棚に入れています
本棚に追加