第4章

9/9
前へ
/20ページ
次へ
だから 叶えてあげようとした でも “一人だけ消すのは無理で” 変わりに “周りをすべて消してしまおうと” そう、結論がでた (  ける  な) ふざけるな? それはこちらのセリフ 君が望んだ “いなくなる”は 達成されたろう? むしろ感謝されるべきだね 「ふざけるな・・・。」 おや? 「この一年、  少なくても、  守ろうとした、  約束もした、  期待に答えようと  苦手な努力もした!!」 で? 「っ!?」 君は消す事を望み “自らの手で  消していったじゃないか” 「・・・。」 君がもたらす可能性は すなわち“それを操る者に” 死に場所を与える事 君が頑張れば頑張るほど “死に場所が増えていった” 「違わないか?俺。」 「おれ・・・なんでっ!?」 「なんで?  お前が望んだから、  “それを実行に移す俺が   存在した”  ただ、それだけだよ。」
/20ページ

最初のコメントを投稿しよう!

2人が本棚に入れています
本棚に追加