第1章

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第1章

唐突に起き上がる 「あぐっ!?」 背中が痛い 苦痛に耐え 辺りを見回す (どこだ?  少なくても、病院?) バタバタ走り回る音 『急げっ!!ヤツラ来てるぞ!!』 『んな事言ったって、  武器はっ!?』 (武器?  は?平成の日本に  個人携帯なんてできないだろ?) 得体のしれない声が響く 同時に “断末魔”が木霊する 「!?」 外? 叩きつけ音が響く 「・・・嘘だろ・・・。」 べったり張り付く血の後は 窓をずり落ちていく 「ぁ・・ぁぁ・・・。」 間違いなく、誰かが死んだ 唐突に理解した 「なんなんだよ・・・。」 外は 何者かに蹂躙された 見知っているはずの “平成の町だった”
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