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第二章
直ぐ別の船へ移された
小銃は
没収されてしまった
名残惜しかった
あの冷たさは
不思議と安心感があった
新聞や雑誌テレビなど
よく見る
ヘリ搭載空母
「ひゅうが」
艦橋デッキにあがる
燃える都市
見慣れている風景と
必死に照らし合わせる
「・・・ありえねぇ。」
空を飛ぶ
馬鹿でかいナニカも飛んでいた
普通ファンタジーなどで見るような
大きなヤツだ
戦闘機も応戦
ミサイル・機関砲を撃ちまくっている
背中の痛みは
“何かが埋め込まれている”
それが分かっても
手術では無理だと
レントゲンでわかった
「まさか、
心臓と、脊髄が
癒着しているなんてな・・・。」
ソレは
配線の用に絡み合い
血管さえも取り込まれていた
生きているのが不思議だと
「・・・生きてるのかね?」
つい、ぼやいた
警報が鳴り響く
「うそだろ!?」
海が盛り上がり
都市の奴より
大きなナニカが出てきた
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