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１ヶ月ぶりに戻ったこの街はは、降り積もった雪に埋まりすっかり冷え切ってきた。
こんなに早く戻るつもりはなかったのに。
それでも私は、しっかりと使命を全うしてきたはずだ。
東京へいき、aphrodisiacの広告塔として活躍する事。
たった１ヶ月で在籍嬢が消えるなんて事は、風俗業界では日常茶飯事らしい。
唐突に札幌へ戻ると言い出した私を、トシさんは止める事をしなかった。
他の女の子たちもそう。
ただ、１人だけ違ったのは……――――――
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