売られた喧嘩

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ハルはまたごろ寝始めた。こうなったら言うことはハルは聞かない。 ジン「奥の手だな」 ジンニヤリとわかると船を出航させた。 ハル「は?何してんだよ!ジン!テメェ!」 ジン「お前は海賊になるしかねぇな」 ハル「じゃねぇな…船長さんよ」 船が出航した時点で心はもう折れていた。ジンはもう笑みを浮かべていた。 ジン「俺は船長じゃねぇ、お前が船長だ!」 ハル「は?お前海賊王になるんだろ?」 ハルは疑問しか浮かばないが、ジンは覚悟を決めてるみたいだ、もう何も言っても考え方は変わらないだろう。 ジン「それはそれだ!俺は船長じゃなくても海賊王になればそれでいいんだ!ほら、祝いだ」 ジンは持っていた蔵王をハルに渡した。 ハル「いいのか?こんないい刀」 ジン「お前に使ってもらいたいんだよ!俺は刀使わないしな…」 ハルに腰に蔵王をたずさえ遥か彼方を見る。 ハル「よろしくなジン」 ジン「よろしく船長!」 ここに新たな海賊団が旗上げをした。
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