売られた喧嘩

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ジン「そんな程度か?山賊~!」 山賊棟梁「お前らやっちまえ!」 ジンを囲んでいた山賊がジンを殴りつける。 何回殴られただろ。口は切れ血の味しかしない。 ジン「…うっ…はぁ…はぁ…終わりか…」 ジンは何度殴られても立ち上がり、なお山賊を挑発する。 山賊棟梁「お前は何がしたい?」 山賊棟梁は顔が青ざめていた。それだけジンを怖いと思ったのであろう。 ジン「何をしたいってい?……はぁはぁ…」 呼吸が荒くハキハキとは喋れない様である。 ジン「海賊王!」ドーン!!! 山賊達が笑い出した。 山賊棟梁「今死ぬ奴が海賊王だって、遊びは終わりだ!」 山賊は女の子に刀を向ける。 女の子「助けて~!!」 泣き叫ぶ女の声。 ジン「その子は関係ねぇだろ!」 山賊棟梁「残念だったなやれ!」 山賊「死ね!」 その時、刀で女の子を斬り殺そうとした山賊が吹っ飛んでいった。
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