第1章

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覚える事が多く必死の毎日 そう言えば…近頃あの人を見ないなあ。笑顔の可愛い人… 失敗する僕が悪いのだけど、教えて欲しくても態度が怖くて…局長の前では言葉が消える。 ゆううつな気分 あ~あ、今日も彼女は来ないのか?あと10分で勤務時間が終わる。 「さあ、早乙女君 シャッターを半分下ろして下さい!お疲れ様でした」 シャッターを下ろしている所に飛び込んで来た彼女 「あっ!」驚く樹 「すみません!もうだめですか?」ハァッハァ―… その声に局長が出て来る。 「ココちゃん、いらっしゃいませ!珍しいですね。こんな時間に…」笑顔の局長 「すみません!明日は朝5時にお迎えが来るので…朝一で出さないとダメな原稿なんです… だめですか?局長お願い!」 笑顔で手を合わせ…片方の目を開け局長の顔を見る 。 「もう、ココちゃんの可愛い笑顔で頼まれたら断われないですねえ…」 「ワアッ!有り難うございます。だから局長大好き!」局長に抱き着く。 嬉しそうな局長と可愛い笑顔の ココを見ていると…終了時間を忘れているのでした。 「有り難うございます!お礼にみなさんと一緒にお掃除のお手伝いします!」 いいと断わっても率先して掃除を始める。5人ですると早く終わった。彼女の笑顔で疲れも取れる?
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