『罪と蜜』

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『罪と蜜』

           アガレス    古代イスラエル王国の王ソロモンの作と称される十七世紀の魔術文書『レゲメトン』(ソロモン王の小さな鍵)の第一部「ゴエティア」に登場する七十二柱の魔神の一柱。    地獄の東部を治める貴公子で、三十の軍団を指揮する悪魔。    序列二番の大公爵。    逃亡者を戻ってこさせる能力を持つ。地震を起こし、言語に関する知識を授けて不道徳な表現を教える事を喜びとしており、人間や霊的なものの尊厳を破壊する力も持っている。    また、彼の怒りは地震を引き起こすと言われる。    ワニに乗った青褪めた老人が、手にタゲリを留まらせた姿で現れる。
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