第1章

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普通ならラッキーシチュエーションにフラグか!?フラグなのか!?の美味しい状況なのだが、俺の場合は事情が違う。 ふいにこみ上げる怒りを眠り続ける女の子にぶつける。 「……とっとと起きやがれー!!ほのかっ!!」 眠り続ける女の子の布団をっていうか自分の布団を剥ぎ取り、叫び起こす。 「うぅぅ……くわぁ……、あっ!?おはようございます♪京夜さん♪」 ゆっくりと体を起こし、にっこりスマイルで朝のあいさつをするほのかを見て、手で顔を塞ぎ項垂れぎみに言葉を返す。
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