第1章

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「お前なぁ……毎朝毎朝毎朝毎朝っ!!人の布団で寝るんじゃねぇっ!!お前の布団は隣の部屋にあるじゃねぇか!!」 ほのかを睨み付けながら、怒鳴るがきょとんとした顔で俺を見てくるが、にっこり笑顔で口を開く。 「そうですが、主に仕える身としては主の近くに居ないといけないと思いまして、寝床を同じにしました♪」 「お前なぁ……はぁ……。」 毎度このやり取りだから、何を言っても聞かないとはわかっているのだが、何か言わないと気が済まない。
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