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水「メロスってすげぇよな…全力で走り続けてるのに止まらないんだぜ?どんだけ辛くても結果的には間に合わせるんだぜ?友との約束をきっちり守るんだぜ?男らしいってのはメロスの様な人間の事を指すんだろうな…グフッ」
果「大丈夫?お兄ちゃん?」
水「ゼェッ…ハァッ…死ぬ…もう…ダメ…」
実「水蓮さんって体力ないですよね…スポーツは出来るし力もあるし柔道剣道空手etc…色々やってるのに何で体力だけないんですか」
果「まぁ間に合ったし結果オーライじゃないかな? お兄ちゃん!口移しで水飲ませてあげ
水「ん?あれ?急に疲れ消し飛んだは」
果「何で!?何でええええ!!?」
実「じゃあ私が疲れたので腕に抱き付
水「グハア…ヒィ…急に…疲れが…」
果「じゃあ口うつ
水「あれええ?体が軽いぞおおお!」
実「じゃあ腕に
水「ゴフッ…グフッ」
果「じゃあ
水「なにこの無限ループ」
水「とりあえず学校着いたし、俺らは教室に向かうとするか」
実「はいっそうですね!」
果「ええ!? 式場までついてきてくれないの…?」
水「そりゃ2年と3年はクラス割り見て各教室に行かないといけないから…」
実「仕方なくですよ♪仕方なく!」
果「仕方なくならお兄ちゃんの腕に抱き付かないでもらえませんかね?」
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