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波「えへへ、二人だと早く終わったね！」
鈴「く、屈辱だ…何であたしが子供のままごとに…」
舞「まぁ終わったんだから良いじゃないですか。波音ちゃん、買い忘れはない？」
波「うん！バッチリ！！」
舞「そっか、じゃあお家に帰ろっか」
波「うん！波音の家はこっちだよ！」
鈴「…あたしもそっち方向だから途中まで一緒に行くかぁ？」
舞「(…おや？)」
波「ほんと！？いこいこっ！」
鈴「だから引っ張るなぁ！！」
舞「っと、目を離した隙に置いていかれそうだ、待って～！」
波「今日は楽しかった！また一緒に行こうね？」
鈴「また機会があったら考えてやるよ。とりあえず大人のあたしの仕事の邪魔はするんじゃねｪぞ？」
波「はいはい、でもまだ波音の方が大人っぽいよね」
鈴「なんだとぉ！？お前はまだガキんちょなのに大人のあたしに歯向かおうとは良い度胸じゃねｪか！」
舞「いや、見た感じ波音ちゃんの方が」
鈴「黙ってろパセリ！！」
舞「酷い！！」
波「じゃあね！鈴ちゃん！お姉ちゃんもまたね～！」
鈴「おぅ、あばよ」
舞「またね～」
鈴「ったく、あいつはホントにうぜｪ…」
舞「本当はそんな事思ってないんじゃないですか？」←ﾆﾔﾆﾔ
鈴「な、何だよ…ﾆﾔﾆﾔして気持ち悪ぃ」
舞「だってこっち、学校と反対方向じゃないですか。何でわざわざ家までついていったりしたんですか？」
鈴「そ、それは…お、大人だからな！暗くなってきてるから家まで送るのは当然だ！」
舞「そうですか…ふふっ」
鈴「わ、笑うなぁ！！」
舞「やっぱり、先生はいい人ですね」
鈴「…うるせｪ。早く戻るぞ」
舞「はいはい」
鈴「ってかこのままあたしの仕事手伝え」
舞「命令形！？」
鈴「いやだってめんどくなってきたし」
舞「だからって生徒に押し付けないでください！！」
鈴「うるせｪ！逆らうんじゃねｪ！」
舞「どこの独裁者！？」
鈴「はい決定。拒否権はなしな？パセリだし」
舞「パセリ嫌われすぎ！！」
舞「(…良い感じだったのに、これじゃ波音ちゃんの方がホントに大人かも…)」
鈴「ほら行くぞ」
舞「…分かりましたよ」
舞「(まぁ今日くらいは、許してあげてもいいかな？)」
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