ハンカチ

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――翌日 ↓結果 空「あ、先輩!ハンカチ、ありがとうございました!」 水「おう、また困ったら言ってくれ」 空「いえいえ、私も先輩を見習って今日から癖になるよう頑張ります!」 舞「いや別に癖にまで頑張らなくても…」 実「あ、私お手洗いに行ってきます」 咲「私もちょっと行ってくるね」 果「私も~!お兄ちゃん、覗かないでね?」 水「頼まれても覗かないから安心しろ」 舞「…三人同時って珍しいわね」 空「皆さん、我慢してたのでしょうか」 水「分からないけど、嫌な予感しかしないのは確かだ」 実「水蓮さん!ハンカチ忘れたので貸していただけませんか?」←手が濡れ 咲「み~ずくん!ハンカチ貸~し~て~♪」←手が濡れ 果「お兄ちゃぁぁぁん!!ハンカチお家に置いてきちゃったからちょっと使わせて!」←手が濡れ 水「…わざとか」 舞「わざとね」 空「さすがに本当には見えませんね」 咲・実・果「「「バカなっ!?」」」←手が濡れ 水「まぁほら。ちょうど空葉ちゃんが洗ってくれたのがあるからこれ使え」 咲・実・果「「「そんなっ!?」」」←手が濡れ 水「手を拭きたいだけなら問題ないだろ?」 咲・実・果「「「う~…」」」←手が濡れ 舞「まぁそうなるよね」 実「…こうなったら」←手が濡れ 咲「うん、そうだね…」←手が濡れ 果「せめて…」←手が濡れ 咲・実・果「「「せめてものお前を巻き添えじゃあぁぁぁ!!」」」←手が濡れ 舞「何でそうなるの!?ってちょっと濡れた手で触らないで…キャー!」 水「空葉ちゃん、せめてもの君は純粋なままでいてくれ…」 空「はい、頑張ります…」 舞「うぅ…何で私がこんな目に…」←濡れ濡れ 水「ったく…ほら、これ使え」 舞「あ、ありがと…」 咲・実・果「「「墓穴掘ったぁぁぁぁ!」」」 水「…あ、やべ!悪い、それ俺が使った方だ!」 舞「――っ!?//」 咲・実・果「「「どうしてこうなったぁぁぁ!!?」」」 空「…(いいなぁ、私も先輩の使用済みの方が良かった…)」
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