10人が本棚に入れています
本棚に追加
――翌日
↓結果
空「あ、先輩!ハンカチ、ありがとうございました!」
水「おう、また困ったら言ってくれ」
空「いえいえ、私も先輩を見習って今日から癖になるよう頑張ります!」
舞「いや別に癖にまで頑張らなくても…」
実「あ、私お手洗いに行ってきます」
咲「私もちょっと行ってくるね」
果「私も~!お兄ちゃん、覗かないでね?」
水「頼まれても覗かないから安心しろ」
舞「…三人同時って珍しいわね」
空「皆さん、我慢してたのでしょうか」
水「分からないけど、嫌な予感しかしないのは確かだ」
実「水蓮さん!ハンカチ忘れたので貸していただけませんか?」←手が濡れ
咲「み~ずくん!ハンカチ貸~し~て~♪」←手が濡れ
果「お兄ちゃぁぁぁん!!ハンカチお家に置いてきちゃったからちょっと使わせて!」←手が濡れ
水「…わざとか」
舞「わざとね」
空「さすがに本当には見えませんね」
咲・実・果「「「バカなっ!?」」」←手が濡れ
水「まぁほら。ちょうど空葉ちゃんが洗ってくれたのがあるからこれ使え」
咲・実・果「「「そんなっ!?」」」←手が濡れ
水「手を拭きたいだけなら問題ないだろ?」
咲・実・果「「「う~…」」」←手が濡れ
舞「まぁそうなるよね」
実「…こうなったら」←手が濡れ
咲「うん、そうだね…」←手が濡れ
果「せめて…」←手が濡れ
咲・実・果「「「せめてものお前を巻き添えじゃあぁぁぁ!!」」」←手が濡れ
舞「何でそうなるの!?ってちょっと濡れた手で触らないで…キャー!」
水「空葉ちゃん、せめてもの君は純粋なままでいてくれ…」
空「はい、頑張ります…」
舞「うぅ…何で私がこんな目に…」←濡れ濡れ
水「ったく…ほら、これ使え」
舞「あ、ありがと…」
咲・実・果「「「墓穴掘ったぁぁぁぁ!」」」
水「…あ、やべ!悪い、それ俺が使った方だ!」
舞「――っ!?//」
咲・実・果「「「どうしてこうなったぁぁぁ!!?」」」
空「…(いいなぁ、私も先輩の使用済みの方が良かった…)」
最初のコメントを投稿しよう!