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水「そりゃ生徒毎でくじやるとは言ってたけどさ」
舞「わざわざ全校生徒集めて同時にやる意味はあるの?」
空「さ、さぁ…何か意図があるんじゃないでしょうか?」
実「ふふふ…こういう時は大体主人公である水蓮さんとヒロインの私が一緒になるのは主人公補正で決まってるものなんですよ…ふふふ♪」
果「今こそ私の実力を見せる時…絶対お兄ちゃんと一緒になってみせる!」
咲「くじとかマジ爆ぜろ爆ぜろハゲろ爆ぜろ…」
水「ダメだ、どこからツッコめばいいかわかんねぇ」
豊「はっはっは~!妹と同じチームになる為に僕は全力を…」
咲「…」←ギロッ
豊「な、なんか怒ってる…?けどその睨みも悪くないね!!」
舞「まためんどいのが増えた…」
花「ふはっはー!体育祭と言えばメインイベントの1つ…ここで存在感のアピールをすることが重要だ!!」
空「あ、くじが始まるみたいですよ」
水「久々にみたな。校長のふさふさ」
舞「ふと思ったんだけど、校長先生っていくつなのかしら」
水「さぁ?まぁ結構年とってる方だと思うけどな」
花「無視ィ!?結構派手な出方したのに何故誰も気に止めないィ!?」
校長「はーい皆の衆、ちゅうもーく!今回は各自くじを引いてもらうぞ!ちなみにここに集まってもらったのは特に意味はありまてん☆」
水「殺意が沸くんだけど」
校長「ぶっちゃけるとクラス毎でくじ箱は作ってあるんだよね~!でもいちいちクラスに持っていって戻ってきて集計するのもめんどいから、こうやって全員集めてやっちゃおうと☆」
舞「何でいちいち☆つけるの?」
校長「はいはい殺意飛ばさないの!箱配るからクラスで集まって引いてね。各クラス約40人だからA~Eが書かれた紙が8枚ずつ入ってるよ~☆さぁ、レディー、ふぁいっ!!」
空「テンション高いですね…」
鈴「つーわけだぁ。おら、さっさと引け。他のクラスの奴は引くんじゃねェぞ」
実・咲・果「「「…」」」
水「さっきから会話に入ってこないと思ったらコイツらずっと祈ってやがる」
舞「いや、あれは祈ると見せかけて欲望を神にさらけ出してるのよ」
水「なにやってんのおまいら」
実「ふふふ…神様もこれで私の願いも聞き届けてくれるはずです!」
咲「どのみち私は水くんと一緒になる運命なの!」
果「兄妹はいつでも一緒なんだもん!」
水「やべぇフラグ臭しかしねぇ」
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