実海の一日~花嫁修行は大変なのです!の巻~

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(おはよう実海、朝だぞ。おはようのチューしちゃうぞ) 実「ふぁぁ~…おはようございます、水蓮さん//」 今日もとっても良い天気です。 しかもお目覚めは水蓮さんの声…ふへへ、にやけが… わっ!よだれが!なんとはしたない…危ない危ない… こんな姿を水蓮さんに見られてしまった日にはもうお嫁に貰ってもらうしかありませんね! そして毎晩…キャー// はっ!取り乱してしまいました。 みなさんおはようございます、実海です。 水蓮さんの彼女、はたまた妻、そんな位置にいます。 …むむ?何ですか、その疑ってるよ!目線は。 た、確かに今は違うかもしれませんけど、そのうちちゃんとお嫁に貰ってもらうつもりなのです! 水蓮さんが素直じゃないだけなんですよ、もう…可愛いんですから// さてはて、現在6時。 何でこんなに早いのかというと… 実「よし、出来たっ!」 水蓮さんにお弁当を作る為なのです! 昨日のうちに仕込みを終わらせておいたので朝やることは対してありません。 なので、お弁当自体はそれほど時間がかからないのです。 作り終え、現在まだ7時過ぎ。 今からは身だしなみを整える時間なのです! お嫁さんたるもの、身だしなみがだらしないといけませんからね! ちゃんと一緒にいて『お似合いですね!』と言われないといけません!! 水蓮さんはとてもかっこいいので自分で釣り合っているのか不安ですが、そんなことに悩んでいては何も始まらないのです! 積極的にいきましょう!作戦は『ガンガンいこうぜ!』です!! 準備が出来ました! さて、では普段通りに水蓮さんのお家に向かいましょう! 実「行ってきまーす!」 誰もいない家に向けて挨拶をして、家を後にします。 そう、私の親は… お仕事が忙しいのです。
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