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水蓮さんのお家に着きました。
私のお家からさほど遠くありません。
なのでこうやって毎日通うことも可能なのです。
これには運命を感じざるを得ませんね!!
強いて言うなら通い妻!
何て言い響きでしょう!
水蓮さんのお家の家事や食事、はたまた水蓮さんの下のお世話とか…ふへ、ふへへへ…
水「よだれ垂らして何不気味に笑ってんだ…?怖いぞ」
実「わー!わわーー!!見られました!もうお嫁に貰っていただくしか」
水「どんな原理だよ」
この方が高月水蓮さん。
私の将来の旦那さんです//
冷たくあしらってくるように見えますが全部愛情の裏返しなのです!
水「何かまたポジティブシンキングしてるだろ」
実「事実を述べたまでですが」
水「先に行くは」
実「あわわー!待ってください!」
た、確かに過大解釈したかもしれません…
とにかく、置いていかれるのは寂しいです!
水「ったく、まぁ今に始まった事でもないか…早く行こうぜ」
実「はいっ♪」
何だかんだで結局一緒に行ってくれます。
やっぱり水蓮さんは優しいのです♪
何て言うとまた置いていかれちゃうかもしれませんので、心のうちに仕舞っておくことにしましょう。
でも…やはり、そんな優しさがあるからこそ、私は水蓮さんから離れられないのかもしれませんね。
と、ここでいつもと違う点に気がつきました。
聞いてみましょう。
実「水蓮さん、果奈ちゃんは一緒じゃないんですか?」
高月果奈ちゃん、水蓮さんの妹さんです。
とは言っても血が繋がっていないので、恋愛対象になり得ます。
油断はできません…というか。
恋愛対象になり得るのに一つ屋根の下に住んでるのはズルい気がします!
神様は不公平なのです。
水「あぁ、果奈なら朝起きたら俺の下着漁ってたから家に縛って放置してある」
な、なんというか…自業自得ですね…
というか縛ってって…もしかして縛りプレ
水「何を思ってるか知らんけど多分違うから」
よ、よまれました…
それだけ心が繋がってると言うことでしょうか…キャッ//
何がともあれ、普段は鈍い水蓮さんがやけに鋭いのです。
気を付けないと…
それはそれとして後で果奈ちゃんに水蓮さんの下着について聞きに行きましょう
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