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さぁお待ちかねの水蓮さんの手料理を…
パカッとお弁当を開けるとそこには天国が!
色とりどりのおかず達が私を見ているじゃありませんか!
そして隠し味に含まれてるであろう大量の愛、愛、愛!!
ふへへへ…たまらないのです…
水「ん、普段通り美味いな。さすが実海ってとこか」
おまけに水蓮さんからお褒めの言葉を頂きました!
あぁ…学校というのはお昼休みの為にあるんですね…至福です♪
さて、私も…水蓮さんが作ってくれたお弁当に箸を伸ばし、おかずを一つ掴みます。
口に運び、いざ。
…!こ、これは…美味しすぎて…愛が溢れてきて…たまらないのです!!
まさしく天に昇る美味さ、というやつです!!
ふへへ…実海は幸せです…
咲「うわぁ…みうちゃん、凄い幸せそうな顔してる」
舞「…いいなぁ」
水「ったく、毎回大袈裟だな。そんな大したことしてないのに」
果「でもお兄ちゃんの愛情たっぷりだよ!美味しい!!」
水「お前の分はほとんど冷凍食品と言う名の愛情だけどな」
果「嘘だッ!!」
水「嘘だよ」
ふへへへ、箸が止まりません!
その後、みなさんと話しながらまったりと楽しいお昼休みを過ごしました。
途中、『あーんしてください』とお願いしてみましたがバッサリとお断りされました。
水蓮さんはガードが堅いのです。
午後の授業。
何と今日は調理実習なのです。
つまらない授業を聞くよりかはこちらの方が楽しいので、とても嬉しいのです。
でもお昼ご飯の後に調理実習というのはどうなのでしょうか…?
花「さっき昼ご飯の食べたばかりなのに…これ以上は入らないよ…」
まったくをもってその通りなのです。
家庭科の先生は何がしたくてこんな嫌がらせをするのでしょうか。
と思ったのは一瞬で、どうやらクッキーを作るらしいです。
なるほど、食後の甘いものなら食べられるかもしれませんね。
さっきは嫌がらせとか思ってすみません。
あれ、でもお腹一杯のところに甘いものって…太る気が…
やはり嫌がらせなのでしょうか?
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