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果「第一お兄ちゃん!サイコロぶつけるなんて卑怯だよ!」
実「そうです!決め直しを要求します!」
咲「うんうん、公平じゃない!」
水「ふつけたのは俺じゃないし、そもそもお前ら三人で勝手にぶつけ合っただけじゃねぇか」
舞「そもそも何でぶつけ合うのよ…」
咲・実・果「「「あなたには分からない!!」」」
舞「何が!?」
水「ほら、始めようぜ」
咲「むぅ…まだ始まったばかりなんだから!」
実「負けません!」
果「じゃ、私から…えっと『4』っと」
舞「マスは…」
『トラックで事故る。誰か一人を襲い、自分は三マス進む』
果「お兄ちゃんおそーう!!」
水「襲うの意味違いだ!こっちくるな!」
実「そ、そんな…そんな素晴らしいマスがあるだなんて…」
咲「何て良いゲームなの!?」
舞「…これ、大丈夫なの…?」
水「そもそも襲われたプレイヤーはどうなるんだ」
舞「えっと…『一回休み』」
水「トラックに轢かれて一回休みで済むとか頑丈だな…」
実「私の番です!えいっ!…出目は『5』ですね」
『竜巻を起こせる。誰か一人を拐い、所持金を半分奪いこの位置まで連れてくる。』
実「水蓮さんゲットですー!!」
水「…つれェ」←所持金半分
咲「…次、私!出目は『3』と」
『誰か一人の弱みを一つ握った!一回だけその人にマスの内容を押し付けれるぞ!』
咲「水くんの弱みゲーット!!」
水「弱みって何だよ…」
舞「水蓮が休みだから私か…出目は『6』ね」
『お小遣いを貰う。』
舞「ふぅ、無難で助かった」
果「『電車にのる時に混みすぎて誰かを路線に落としてしまった!そこに電車が…。誰か一人を一回休みにさせ、自分は4マス進む』!お兄ちゃぁぁぁん!!」
水「」
実「『本能寺にて明智光秀を拐おうとするが間違えて誰か一人を拐う。』水蓮さ~~ん!」
水「」
咲「『誰か一人の銀行の暗証番号を知る。好きなタイミングで所持金を奪うか、弱みとして次のターンのマスを相手に押し付けれるぞ!』水く~~ん!!」
水「」
舞「『医者になる』、と。これで収入は安定ね」
水「一人だけ無駄に平和な件」
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