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鈴「ご苦労だったな、感謝してやらんこともないぞぉ」
水「はいはい、お疲れさん」
鈴「また仕事頼むかもしれんけど宜しく!」←超笑顔
水「たまには一人でやれこのダメ教師!」
鈴「だーれがダメ教師だ!このちょい男!お前のかーちゃんデーベーソー!」
水「ガキか!!」
水「ったく…事あるごとに仕事押し付けるようになってきたな、早いとこ手を打たなきゃめんどいことになりかねん」
空葉(以下空)「う~重い…」
水「…ん?あれ?何か前からプリントの山が…足が震えて転けそうだな」
空「前が…見えな…ひぎゃあ!」
水「やっぱりっと…あぶね、大丈夫か?」
空「ふぇ?あれ?いつもなら転んでるのに転んでない…あ、これは夢なのかな」
水「現実を受け入れなさ過ぎだろ、おーい」
空「にゃっ!?どこからともなく声が聞こえてくる!?まさか…幽霊!?」
水「落ち着け、とりあえず体制を立て直せ」
空「はっ!?よく見たら体触られてる!?ち、痴漢で――ッ!//」
水「いやいや転けそうなら助けるのが基本だろ…よっと」←プリント取る
空「あっ…」
水「ん?どした?」
空「い、いえいえいえ!なんでもないですッ!!」
水「そうか。で、これどこまで運べば良いんだ?手伝うよ」
空「え?あ!そ、その…えと…教室まで、です…」
水「リボンの色的に一年か、オーケー」
空「…。」
空「(き、急展開過ぎる…!?でも、なんかドキドキするよ…笑顔が素敵だし優しいしおまけにかっこいい…。先輩…なのかな?)」
水「しっかし一人でこの量はキツいだろ。誰か誘わなかったのか?」
空「えと、その…こんなに量があると思わなくて…」
水「なるほどな、まぁ転ける前に会えてよかったよ」←ニコッ
空「ッ!///」
水「ん?顔真っ赤だけど…大丈夫か?」
空「にゃ、にゃんでもないです!!」
水「そう?」
空「ひゃ、ひゃい!」
水「ならいいけど」
空「(ふわぁ…何かすっごい心臓がバクバクしてる…どうしよ、もしかしてこれ…)」
空「(一目惚れしちゃった!?)」
水「(久々に普通な会話が出来て感激なんだけど)」
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