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水「さて、とりあえずまずは欲しいものの買い出しに…」
実「そうですねぇ…じゃあ市役所に行ってとりあえず婚約届を提出しにいきますか?」
水「」
実「それは無言の肯定と受け取って…」
水「何でいるの?」
実「愛の力が引き寄せて…」
水「そんなベタな嘘はいいから」
実「むぅ…ちょっとお買い物に行こうとしたらたまたま見つけただけです」
水「そうか、それじゃあな」
実「待って下さい!一緒に行きましょう!!」
水「なんでや!」
実「好き合うもの同士に一緒に行かない理由なんてないですよ!!」
水「完全な一方通行だけどな」
実「むぅ~…まぁ別に良いじゃないですか。たまには二人っきりで…」
水「はぁ…で、お前はどこに行きたいんだ?」
実「ラブホテ
水「じゃあな」
実「あー!水蓮さん待って…ふええ、置いていかれました…」
水「ふぅ、あぶねぇ…休日くらいのんびり過ごしたいぜ…」
水「さて、本屋到着っと…えっと小説…」
舞「…ん?」
水「ん、舞佳か。よっ」
舞「あら、水蓮じゃない。何買いに来たの?ま、まさかエロほ」
水「あ、これお願いします。420円ですか?ありがとうございます。じゃーな舞佳」
舞「…あれ?」
舞「…スルー感半端なくない?」
水「…。」
水「この流れは非常によくない。物凄くよくない。これは間違いなく…」
水「だが今度は男物の衣類の店。さすがにここなら大丈夫だろ」
豊「…ん?」
水「」
豊「どうしてだ…君を見てると無明に敵意が」
水「…何か見覚えがあると思ったら前教室前でのびてた人?」
豊「なるほど、もしやクラスの…君に聞きたい。『水くん』とやらに聞き覚えはないかい?」
水「(絶対に面倒事だ。回避しないと)」
水「聞き覚えはありま
咲「あ~!水くんだー!!」
水「ですよねぇぇぇ!!!」
豊「き、貴様が水くんか!!うちの妹によくも、てんちゅクボァ!」
咲「はいはい黙ろうね」
水「…何だ、咲歩の知り合いだったのか」
咲「やだなーこんなの知り合いじゃないよーえいっ♪」←踏み潰す
豊「グハッ!わ、我が妹に…手を…出すな…ガクッ」
水「(相当嫌われてるな)」
咲「さて、水くん!ここで会ったのも何かの縁!このままデートに」
水「兄妹水入らずのとこ悪かったな!それじゃ!」
咲「あ、水くん…もう!これのせいだ!このっこの!」
豊「ギャース」
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