そんな日々―another

温泉

果「そうだ、温泉に行こう」

水「急になんだよ…」

果「だから温泉だよお・ん・せ・ん！最近オープンした温泉があるらしいの！次の休み温泉にいこうよ！！」

水「何でだよ。俺は行かんぞ、めんどくさいし。第一次金かけてまで行くもんじゃないだろ」

果「…やだー！行きたい！！行きたいのー！！」

水「じゃあ一人で行ってこい。もちろん自腹でな」

果「お兄ちゃんもいこーよ！！」

水「だから嫌だって。せめて金がかからないなら考えるけどさ」

果「ぶー！！お兄ちゃんのケチ！！」

水「はいはい、言っとけ」

果「妹の裸体を拝みたいとか思わないの！？思わないならここで脱ぐよ！？」

水「お前は何がしたいんだ？」

果「こうなったら…！」

水「…？電話？」

果「よし、お兄ちゃん！今週の土曜日開けといてね！」

水「は？なんでだよ」

果「温泉行くからに決まってるじゃん。お兄ちゃんの分の費用も私達が払うから！」

水「私“達”？」

水「…明らかに何らかの裏があるな」

水「注意するに超したことはない。検索検索…」

水「…なるほど、こういうことか…」