迷子

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波音(以下波)「…」←キョロキョロ 果「だから私は言ってやったのさ。『お兄ちゃんの髪の毛でも食べて出直せば』って」 舞「何で髪の毛?」 水「それに…ん?」 波「…」←キョロキョロ 実「あら…校内にあんな小さな子が…」 咲「珍しいね…迷子かな?」 波「…!」←発見 空「あれ…こっちに来ますよ?」 果「ま、まさかお兄ちゃんの隠し子!?」 咲「えぇ!!そうなの水くん!?」 水「そんなわけないだろ」 波「…あの」 水「ん?どうしたの?」←ニコッ 実「あ、あれは滅多とない水蓮さんの笑顔!?」 咲「カメラカメラ」 水「静かにしろし」 空「(先輩の笑顔…//眼福眼福♪)」 舞「で、どうしてこんなところにいるのかな?」←ニコッ 咲・実・果「「「帰れ!!」」」 舞「何で!!?」 水「回りが騒がしくてゴメンね?それで…こんなとこでなにしてるのかな?」 波「えっとね、お姉ちゃんと一緒に来たんだけどね、いつの間にかいなくなって…」 水「なるほど、迷子か…名前は?」 波「波音だよ!」 水「波音ちゃんか、分かった。一緒にお姉ちゃん探そっか」←ナデナデ 波「うん♪ありがとうお兄ちゃん!」 果「うん♪ありがとうお兄ちゃん!」 水「なでないぞ?」 果「チッ」 実「私もしてほしいです!!」 空「(…ぶぅ。なでなでは私の特権じゃないの…?)」 舞「そういえば、他にも人がいたのに何で私たちのとこにきたの?」 波「あのね!このお兄ちゃんがパパの優しいのに似てるの!!」 咲・実・果「「「ママは!?」」」 波「ふぇ…ママ?」 舞「水蓮がパパならママは誰になるのかって事か…(ドキドキ)」 空「…(子供目線だからこれは気になる…ドキドキ)」 水「おい、急にそんな事聞いたら波音ちゃんがこま」 波「んー…このお姉ちゃん三人(咲・実・果)は何か…下心丸出しでお兄ちゃんにすっごく迷惑かけてそうで…お兄ちゃんが大変そう…だからやだ」 咲・実・果「「「グハァッ!」」」 水「おそろしいくらい的中だな」 波「このお姉ちゃん(舞)は…」 舞「なぁに?」 波「…パセリ」←ボソッ 舞「何でそれを!!?」 波「このお姉ちゃん(空)は…頼り無さそう?でお兄ちゃんが苦労しそう」 空「ガーン」 水「…以外と容赦ないねこの子」 波「だから…そうだ!私がお兄ちゃんのお嫁さんに!」 咲・実・果・舞・空「「「「「!!?」」」」」
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