第一章 第一次世界大戦

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しかし、その後の講話条約でドイツにはかなり厳しいものが突きつけられ、当初ドイツ側も猛反発したが結局は、条約に調印した。 条約では、ドイツに対してすべての海外植民地の放棄、アルザス・ロレーヌ地方のフランスへの返還、軍備への制限、多額の倍賞金を支払う事が明記された。 結果、ドイツはドイツ帝国として存続する事は出来たが、皇帝は退位し、皇太子だったヴィルヘルムが皇帝に即位し、ヴィルヘルム三世として以後、ドイツの建て直しと、倍賞金支払いに邁進する。 また、彼はその後ドイツ帝国をイギリスや日本のような立憲君主制へと変革させていく事になるのである。
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