6th*secret love.-2 #2

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6th*secret love.-2 #2

そして、図書館に来たけど…… 「げぇっ」 荷物を預けるロッカー室の前で真幸くんと対面するなり、沙柚ちゃんがあからさまに嫌そうな反応を見せた。 なんて露骨な。 「ちょっと、久我先輩。そのツラ、久我先輩のまんまじゃねーですか。フルフェイスはどうしましたか」 「持ってねーよ」 持ってたらかぶるの?っていう疑問は置いといて、この険悪なムードをなんとかしなきゃいけない。 「さゆぞー、ロッカーに荷物――、久我先輩?」 先にロッカー室に入っていた、沙柚ちゃんの友達の女の子が顔を出し、はからずも間を割ってくれたことに安心。
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