6th*secret love.-2-2-2-2-2 #2

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6th*secret love.-2-2-2-2-2 #2

「……するの?」 今まで、自分から真幸くんにキスしたことは、2回だけ。 しかも、どっちも目を瞑るタイミングを誤って失敗している。 それもあって、踏み切れない。 戸惑って、数秒ただ見つめあっていると、 「しろよ、早く」 「っ……」 急かされた。 真幸くんから敬語を取ってしまうと、ますます心臓に悪い。 慣れる日が……くるかな? 今のところ、出会ってからずっとドキドキさせられっぱなしな気がするんだけど。 真幸くんの胸の部分の服を握りしめて、顔を近づける。 目は、まだ閉じちゃだめ……。 分かっているのに、近すぎて辛い。 「真っ赤」 くすっと笑う余裕があるなんて、ズルい。 「……言わないで」 顔を少し傾けて、唇に軽く触れる。 すぐに離すと、 「まだ。あと4分」 「っ!ん……、んぅ」 後頭部をつかまれて、引き寄せられ、今度はもっと深く。
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