Last*眠り姫のひみつごと。-2-2 #2

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あたしは、気付いたら眠っていたようで、再びドアが開く音で目が覚めた。 真幸くんの寝ているベッドに、頭を突っ伏していた。 いけない。怪我人に体重をかけてしまった。 体を起こすと、いつから起きていたのか、真幸くんがこちらを見ている。 「あっ、ごめんね、寝ちゃって。重くなかった?」 「うん」 嬉しいことでもあったかのように、ニコニコしている。 ……? 「久我くん、どう?」 背中から聞こえた女性の声に、振り向くと、深沢先生と、綿貫くんと、健太くん。 あれ……、明日奈さんと日下先生がいない。
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