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濃厚に舌を絡ませながら、今度は右手を大胆にトップスの下に潜り込ませて遠慮なく胸を揉みしだく。
男らしい少し乾いた手の平が私の肌にぴったり張り付く。
気持ちいい。
男の人にこんな風に触られるなんて、どの位ぶり?
自分も欲情しながらするSEXは久しぶりすぎて、感覚がついていくか不安だけど。
大丈夫みたい。
「っあ…ぁ、っ!」
指先がいたずらに赤くとがった部分を優しく刺激する。
久しぶりだろうが、何だろうが、私の体は施される愛撫に自然に喜びの反応を返していく。
私の体がビクついて、声が漏れるたび、倉坂さんの眼にどんどん真剣さが増していくのは気のせいじゃない。
「っん、は、ぁあっ」
薄いトップスを捲り上げて両手で胸を愛撫される。
「白いな、肌。俺好み。」
その言葉が嬉しくて、がっかりさせてないことに安心して、さらに体が喜んだのが解った。
主張する赤い尖りは指じゃない刺激を求めだしてどんどん感度を増していく。
私の反応で解るのか倉坂さんが口元に薄い笑みを浮かべている。
でも瞳は、欲をはらみつつもどこか涼やかで…
そんな風に見ないでほしい。
世界で一番自分が恥ずかしい事をしている気分になる。
羞恥心が膨らみすぎて、視界を閉じたくて目を瞑った。
その時を狙ったかのように、今一番刺激を欲しがっている部分に柔らかく湿った感触を感じて大きく体がはねてしまった。
「あっ!」
「静かにな。」
「…っん」
大きく漏れた声にすぐさま反応して倉坂さんの右手が私の口を塞いだ。
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