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「実は………ですね……」
ふむ、なんじゃ?
「………………私のミスで貴方を死なせてしまいました!申し訳ありませんでした!」
…………………………………………………………………………
「儂は極楽浄土へ行けるかのぅ?」
じぃじとばぁばに会いたいのぅ
「え!?そんな簡単に認めれるんですか!?」
そりゃ頭撃ち抜かれた時の事覚えておるからなぁ
「…………いいえ鈴燈さん、貴方は極楽浄土にも地獄にも行けません」
儂の人生は無駄じゃったか…………
「っ…………そんな事はありません!」
お、おぉ………そうか……
「そうです!貴方に救われた人だってたくさんいるんですよ!」
…………………そうか、儂は良き人生を送れたかの?
「はい、それはもう素晴らしいものです」
…………では儂の事は好きにしてくれ
「………わかりました」
せめて苦しいのは嫌じゃのう……
「何を勘違いしてるのですか?貴方を消したりなんかしませんよ?」
ほぇ?儂は消えなくても良いのか?
「そうですよ」
なんじゃ…騙された気分じゃ……
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