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そして次の日、僕はすっかり例の家のことを忘れていた。
またいつもの場所に陣取って、何気なく外を見てまた目をとめた。
焼けた家。そして白い服の女・・・。
昨日と同じ服装で同じ体勢でそこにいた。
そして次の日も、次の日も彼女はそこにいた。
僕は見なければいいのに気になってしまい、毎日その女がそこにいるかどうかを確認してしまった。
何度か直接見に行こうかとも思った。
駅から離れていないし、あの女の正体が気になる。
でも、朝は時間がないし、仕事が終わってから・・・
夜になって行くのは気が進まなかった。
そして何日か経ったある朝、変化が現れた。
僕は窓から食い入るようにその家と女を見ていた。
何か人間らしい動きはしないだろうか。
でも、彼女は相変わらず同じ体勢でうずくまっていた。
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