ミア~こいびと

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ゆりこは、よーくんのラブラブなお話を聞くのがつらくなりましたので街に出ることにしました。 いまこくを出ましたゆりこは、バスセンターの近くにありますマルナカの向かい側の大駐車場にありますおんまくのメイン会場のテント村に行きまして、屋台の牛串と焼き鳥と焼きそば屋さんなどをはしごしまして食べまくっていたのでありました。 そんな中で、ゆりこが座っている近くの席では家族連れやカップルさんたちがたくさん座っていましたので、ゆりこはますます表情が曇っていたのでありました。 ゆりこは… 回数を重ねてお見合いをがんばっているのに… なかなかお見合いがまとまらないことばかりが続いているので… 再婚することをあきらめようかな… 午後3時を過ぎた頃に、広小路通りが通行止めになりまして歩行者天国になりました。 ゆりこは、歩いて本町角のバス停の近くにあります母恵夢(ポエム・洋菓子店)の本店の前にやって来ました。 夕方4時からは、おんまく恒例のダンスバリ祭りが開催されますので通りにはお客さんがたくさん集まっていたのでありました。 ゆりこは、母恵夢の前の出店で売っていました100円のウーロン茶のペットボトルを買いました後に木陰のところへ行きましてダンスバリが始まるのを待っていたのでありました。 夕方4時に、ダンスバリの開幕セレモニーが終わりまして司会者のやのひろみさんの『おんまくスタート。』のコールのあと、チト河内先生の作曲アレンジのエスニックな音楽がスピーカーから流れてきたのでありました。 ゆりこたちがいる本町角のバス停のところにまだダンスバリチームが来ていなかった時分でありました。 「あのー…ここ、空いていますか?」 この時、ゆりこの元に黒と白のポーターのストラップレスのキャミソールを着てキャミソールの上から白のブラウスをはおりまして、下はサムシングの女のコジーンズをはいて、かわいいサンダルをはいて、白の小さなバッグを持っている茶褐色の肌でふくよかすぎる乳房の女のコがやって来たのでありました。 ゆりこは、一緒にダンスバリを見ませんかと言いまして女のコに声をかけました。
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