12人が本棚に入れています
本棚に追加
(ドクンドクンドクン…ドクンドクンドクン…)
この時でありましたが、ゆりこは乳房(むね)の奥でドキドキした気持ちが高鳴っていたのでありました。
何なのだろう…
女のコが女のコにドキドキしているなんて…
どうしてなのかな…
(ドクンドクンドクンドクンドクン…ドクンドクンドクンドクンドクン…)
やだ…
相手は女のコなのよ…
どうして女のコにドキドキしてしまうのかしら…
ダンスバリが開催されている間、ゆりこは終始ドキドキした気持ちが高鳴っていましたのでどうしようもなくなっていたのでありました。
夕方5時半過ぎのことでありました。
女のコは「アタシはこれで…」とゆりこに言った後に小さなバッグを持ちましてバスセンターの方へ向かって歩いて行きました。
ゆりこはこの後、本町角のバス停で出会った女のコがミアさんだと言うことを知りまして、どうしょうもない気持ちに襲われてしまうのでありました。
ダンスバリ祭りが終わった後のことでありました。
ゆりこが本町のアーケードから銀座のアーケードを歩いてバスセンターの方へ向かって歩いていた時に、ゆりこのスマホにちえこから電話がかかってきました。
ちえこはゆりこに『ゆりこ、今どこにいるのよ…もうすぐ夕食の時間なのだから早く帰ってきなさいよ。』と言ってきましたので、ゆりこは急いでいまこくへ帰ることにしたのでありました。
最初のコメントを投稿しよう!