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関西弁の彼に会うことになった。
随分、久しぶりに会うような気がする。
翔子さんの時は、あんなに緊張したのに、すごく気持ちが落ち着いていた。
そんなに好きじゃなかったんだろうか?
今頃になって自分自身に疑問が湧く。
待ち合わせ場所に行き、彼が予約してくれていたお店に着いた。
彼が事前に予約していたのか、通された席は個室だった。
向かい合って座り、あー。やっぱり私は彼が好きだなぁ。と再確認する。
歯並びが綺麗で、いつもつい口元を見て話してしまう。
久しぶりだったので、彼の話を聞きたかった。
自分語りが好きじゃないこともあり、私は聞き役が多いが、男女問わず好きな人
の話しはずっと聞いていられる。
仕事が忙しかったみたいだけど、楽しそうに話す彼を見て充実していたのが伝わってきた。
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