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更に信じられない事に、その1週間後、知人の車に同乗しているところを初心者マークのガキに突っ込まれた。
車は双方廃車になるような事故だったが、幸いな事に重傷者はいなかった。
必死に謝るフット岩尾そっくりなオドオド君は許してやったが、その代わりに、多少首と腰が痛いような気がした俺は、仕事の合間を見てせっせとリハビリに通い、後日、双方の保険会社から合わせて100万近い金が振り込まれた。
真面目に生きている人達には申し訳ないが、俺の人生にはこんな事が度々起こる。
ただ、良い事ばかりではないが……
「飛竜よぅ、今年のとーは違うべ？
なんかカマロもすぐ見つかるんじゃね？」
「俺もそう思うよ。」
飛竜は俺を見て苦笑いを浮かべた。
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