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そして4月10日。
相変わらずネットでの68カマロ探しを続けていた。
しかし、67、69はかなり出回っているのに68は圧倒的にタマ数が少ない。
そんな中、大阪のショップで68カマロが売りに出されているのを見つけたんだ。
値段は400万。
この頃には300万では無理だな、と感じていたから とにかく買っちゃえ、という感じだった。
全てを自分の希望通りではいつまで経っても見つからない。
とにかく物が無ければ話にならない、と思うようになっていたんだ。
《フルレストア、ショーカーコンディション》
謳い文句は立派だったが、エンジンは所々にリプレイス品(アフターパーツ)が使われていた。
(レストアって言うならエンジンもオリジナルパーツをかき集めろよな！)
ただ、写真で見る限り、確かに綺麗な車輌だった。
内装はノーマルを忠実に再現してある。
(ハンドルはビレットだったが……)
そしてパイロットシフトだ。
不満は色が白だという点。
まぁ、そこは塗り直しちゃえばいい。
ただ、心配は大阪のショップだという点。
大阪の人達には悪いが、俺の中には『浪花の商人(あきんど)』という悪いイメージがあった。
(まぁ、今まで探して来た中では一番安い。
悪い所は買ってからコツコツ直せばいいや。)
(画像は大阪の車輌)
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