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4月15日、俺とひとみは仕事を早めに切り上げて東京郊外のイーグルモータースに向かった。
シゲと松下さんとは現地集合の約束だ。
途中 シゲから電話があり、
「瞳が『ヒロさんが来るなら私も行きたい!』って言ってるんですけど、連れてっていいですか?」
「ダメな訳無いべ!? 連れて来い!
相変わらず瞳は可愛いなぁ。」
青森出身の瞳はシゲの何番目の彼女だったかな?
今までは不細工で頭のユルい女ばかりを俺の所に連れて来たシゲだが、瞳は今までで一番良い女だ。
そして俺も、俺になついてくれている瞳の事が可愛いくて仕方ない。
イーグルモータースの近くでシゲ達と合流した。
俺はシゲと握手を交わし、瞳を抱き締める。
そして抱き合ったまま両手で瞳の尻をモミモミした。
「相変わらず良いケツだなぁ。」
「ヒロさんも相変わらずですねぇ。ふふふふ。」
体を離した俺は指先で瞳の胸の先を突つきながら続ける。
「お前はホントに色が白くてイイ女だなぁ。
まるでバカ殿みたい。」
「そこまで白くないですけど。ふふふふ。」
いつものお約束のじゃれ合いを、シゲとひとみがニコニコしながら眺めている。
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