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イーグルモータースはBオートやPカンパニーと違い、下町の住宅街の中の小さなショップだった。
駅前通りの歩道に面して車2台程が止められる程度の小さな作業場。
そこを抜けると狭い事務所。
そして店舗の2階が自宅になっていた。
ホントに下町の町工場という佇まいだった。
ただ、その作業場には70年代のキャデラックがストリップの状態で置かれ、その隣にはリンカーン。
それを見て、やっぱりアメ車屋なんだなぁ、と安心した。
松下さんが『老舗』だと言った言葉も理解出来た。
BやPのように気張った感じではなく、生活に密着した感じが親近感を与えるショップだったんだ。
「こんにちは」と声を掛けて事務所に入るとその社長はいた……
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