Feeling Love Again

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シゲと松下さんと打ち合わせて、2日後の5月14日の夜、イーグルに集合する事になった。 しかしこの時点で、期待と同時にいくつかの不安と迷いがあったんだ。 まず、そんなに価値のある車輌を社長は俺に売ってくれるのか? 社長自身がどうしても欲しいと言った車だ。 そして、もし売ってくれるとしても値段はいくらにハネ上がるのか? 最後に、自分は我慢して俺に回してくれた車輌を、高値で他所に売ろうとしている俺は社長を裏切る事にはならないのか? シゲはこう言った。 「売るつもりだからヒロさんに連絡したんだと思いますよ。」 「ヒロさんの予算を知ってて売るんだから400なんじゃないですか?」 「買っちゃえばヒロさんの物なんだから、そこまで社長に義理立てする必要は無いと思いますよ。」 社長がいくら良い人だと言っても、これは商売上の話だ。 他に何千万も出すという客がいれば、そっちに流すのが普通だろ? しかも俺は最近知り合ったばかりの客だ。 もし予算内で俺に回してくれた場合、ホントに転売するなんていう事をしても良いのか? .
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