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「 あ。ごめん。寒いなって思ってたの 」
ボンヤリしてた私が言い訳まぎれにそう言うと、あーって顔しながらリコは立ち上がり、スタスタとロッカーに向かった。
そして、ブランケットをひっぱり出してきた。
ついでに向かい合わせで座ってた椅子を隣までガラガラと引っ張ってくると、椅子を並べて私にくっついて座る。
え・・・・・っ?
冷えだしていた身体の温度が急激に上がるのがわかる。
顔が赤くなってるんじゃないかって、俯いて髪で顔を隠しても気になって仕方ない私の事などお構い無しに、リコはブランケットを私とリコの膝の上で大きく広げた。
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