沙鴎の徒然日記 第一幕 出会いと髪飾り

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しかし、今日は違った。 沙鴎はいつもの如く、苔むした岩に座り射し込む光を見上げていた。 森の葉を揺らした風が頬を撫でる。 「...」 光は沙鴎にとっての友。 包まれれば、心が暖かくなり辛いことも忘れられる。 ヌシという身の上だろうと。
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