通知オフ

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『そかそか!んじゃ、安心して勉強出来るわ♪w』 『無理してテスト当日に熱出すなよー!おやすみ』 そのメッセージを見て、私は思い出したように壁にかけている時計を見る。時刻は0時6分、ずっとスマホを見ていたせいか全然眠気は襲ってこなかった。 (あー) 私は今目の前にあるものを見る。 そこには何も書かれていないノートが白さを自慢してくるかのように鎮座していた。そう、何も書かれていない。何も書いていない。 (………………) 私は諦めたようにため息をつく。そして、手の中にあるスマホの画面に視線を移す。 そこには会話終了の合図を告げる言葉。私はゆっくりとキーボードを叩いていく。 『知恵熱なら出そうwおやすみなさい、良い夢を』 私はそこで何を思ったのか、またキーボードを叩く。いつも以上に早く、それでいて言葉を選ぶようにゆっくりと。
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