第1章

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担任教師のことである。 だが、 教え子に手を出す時点で終わっている。 別れてしまえばいいのに。 「あなたは気にせず幸せになればいいじゃない」 微笑む彼女は、 いつの日からか一人違う世界を見ている。 月の満ち欠けが存在するように永遠なんて、 はなから信じてはいない。 ネバーラントの子どもたちって、 最後はどうなったんだっけ。 いいけど。 決して口にはしない彼女が好きだという気持ちに、 変わりはないのだ。
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