冷朝

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朝、 目覚めれば 隣に君がいた 温かい君… 優しい君… 寝顔を見るたび 幸せになった 今は…幸せ なのかわからない 起きても隣に 君はいない… 悲しくて 哀しかった 虚しくて 空しくて 早く忘れたかった 呑まれろ早く 君の記憶なんて あっても 悲しくなるだけだから 新しい記憶に 早く 呑まれてしまえ また君のことが 愛おしく ならないために 自分が 寂しく ならないために…
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