1004人が本棚に入れています
本棚に追加
---------------19:00。学校から少し離れた、上司が来そうにない若干賑やかな居酒屋。
「えー、ではでは。玉ねぎパーティーを変な空気にして見事にぶっ潰したサヤさんの奢りなので、皆さん、飲み倒して食いまくりましょう!! かんぱーい!!」 冗談なのか嫌味なのか分からない、朝倉先生の音頭で飲み会が始まった。
つーか、この音頭で変な空気になってますけど、朝倉先生よ・・・。
「今日、俺にも払わせて。コイツら多分本気食いするから」
サヤ子センセの隣に座った青山先生が、サヤ子センセに耳打ちした。
「私1人でお詫びしたいの」
サヤ子センセが笑顔で断ると、
「オイ!! ソコ!! イチャついてんじゃねーぞ!! てゆーか、なんで私がお誕生日席なの!!?」
乾杯しかしてないのに、既に酔っ払ったかのようなテンションの朝倉先生が、早速サヤ子センセと青山先生に絡んだ。
サヤ子センセと青山先生は当然隣同志で、向かい側に俺と桜井先生が座った為、結果朝倉先生が溢れてしまったのだ。
最初のコメントを投稿しよう!