2章 散歩仲間

4/10
前へ
/19ページ
次へ
少年は公園に着くなり木陰のベンチへと向かい座った。 どうやらベンチが少女との待ち合わせ場所なのかポチとゆっくりしながら時間を過ごした。 しばらくして 「遅れてすみません!」 と透き通った綺麗な声が少年の耳に届いた。 「こんにちわ。そんなに待ってないよ。」 優しく微笑みながらそういう少年の内心は、少女と会えた喜びで踊っている。
/19ページ

最初のコメントを投稿しよう!

2人が本棚に入れています
本棚に追加