0人が本棚に入れています
本棚に追加
/19ページ
男はどうでもいい話を続けたが私はコウが気になって仕方ない。
「ねぇ、コウに連絡とれない?」
私の問いかけに
男はニヤッとして
「コウなんかやめにして
俺と遊ばない?」
予想外の言葉にゾッとして
「やだ!離して!!」
男の手を振りほどこうとしても力が強くて逃げられない。
困っていると
すごい勢いで
男が倒れた。
「え?」
一瞬何が起こったのか理解できない。
「何すんだよ」
男が睨んだ先にコウがいた。
(コウ…)
コウは男の胸ぐらを掴むと
「2度と コイツに話しかけんなっ」
男を睨んだ。
コウの相当な迫力に
男は逃げるように立ち去った。
最初のコメントを投稿しよう!